税理士になるためにはどの学部に行くべきか

税理士になるための道のり

税理士の主な仕事について

税理士の資格を取るためには、税理士の試験を受ける資格を取得しなければなりません。
その資格を取得するのに最も一般的なのは、4年制大学の法学部か経済学部、経営学部やその他商学系学部に進学することになります。
税理士になる為にはこれらの学部に進学して勉強することが必要ですが、どの学部を選ぶのかは人それぞれになります。
一般的にはこれらの学部は文系に属しますが、経済学部ではかなり高度な数学を学びますし、商学部もある程度の数学知識は必要になります。ですので、数学に苦手意識があると中々勉強しづらいのではないでしょうか。
法学部も法律に関することを学びます。暗記すれば大丈夫のように思えますが、丸暗記するにはかなり専門的すぎて難しい分野です。
法律というのは理論的に考えてできているものですので、基本的に理系の考え方が出来なければ理解は難しいと思います。
しかし数学の勉強は苦手だけれど、数字を見るのは好き、という方には商学部がお勧めです。商学部の勉強は、ビジネスに直結していることが多く、会計士や税理士の資格取得後に役に立つような知識を学ぶことが出来ます。
法学部や経済学部は数学の知識がかなり必要ですので、数学が得意な理系の人が税理士を目指すのにお勧めの学部だと思います。
税理士には数字がつきものなので、数字といえば数学、数学といえば理系というイメージが強いかもしれません。
しかし実際に進む学部は全て文系になります。どの学部を選ぶかは、自分がどの分野に一番興味があるかによるので、どの学部を選ぶかで税理士になれるかなれないかが決まるというわけではありません。正直なところ、税理士の試験を受けるための資格を取る為に、これらの学部を卒業する必要があるだけで、この学部に進めば必ず税理士になれるというわけではないのです。